その辺のSWEの日記

平成生まれのITエンジニアです。IT企業の愚痴を投稿し続けます

親知らず抜歯録

 

先日最後の親知らずを無事に抜いたため、今までの親知らずの歴史を振り返ってみようと思う

最終的に4本を抜くことになるのだが、生えきてきた時期から振り返る

 

 

生えてきたとき


記憶は定かではないが、確か高校の時点で親知らず上2本が生えかかっていたと思う。
当時は親知らずなんて言葉は知らなかったし、きっと抜かなくていいもんだろうと思っていた。
この時点では下の親知らずは間違いなく生えていなかったと思う。

 

 

痛み出した時

社会人になり研修で20連勤した頃だろうか、急に上の親知らずが痛くなった。
今まで虫歯を経験したことなかったのだが、虫歯ができたのだと思った。
とりあえずググってみたら、どうやら親知らずというらしい。
親に聞いてみたら、母親も4本生えていたそうで、早く抜いたほうがいいよ、と言われる。
とりあえず近くの歯医者に予約して、抜いてくれやって頼む

 

 

1回目:右上


こうして22歳の夏に僕は親知らずを抜くことになる。
歯医者にいったら速攻抜いてくれるもんかと思ったが、
今日はお掃除だけして、抜歯は後日ねって言われる。

そんなもんかと思ってやり過ごす。
後日訪ねてみたら、今日はレントゲンの撮影だけやらせて、と言われる。
(この時点でも結構痛かったのでイラついた記憶がある。)
結論、上と下の親知らずが生えてきて、ぶつかって痛いんだよって説明される。なるほど。
さらに後日、やっとの事で上の親知らずを抜歯することになる。
麻酔を何度か打った後に、べこって音とともに親知らずが抜けた。「え、普通に痛いんだけど」って思った。

抜けた歯は一応もらった。一部黒くなっていて、ここが虫歯になっていたんだよって教えてもらう。なるほど。
ついでにもう片方も抜こうかって提案される。
まっすぐ生えていたし、綺麗に抜けたから2ヶ月ほどで治癒するらしいからそれ以降で、もう片方を抜こうと言われた
そこまで負担じゃなかったし、全然抜いていいなって思って、再び予約する。

ちなみに痛みは結構でた。1週間くらいはロキソニンとともに過ごした。
でも仕事に支障が出ることはなかったし、食事もほぼほぼ制限なしで過ごした。
流石に1週間くらいは禁煙・禁酒した気がする

 

2回目:左上

 

例によって歯のお掃除から始まったのだが、ここでもまた3回ほど無駄に通わされた。(なんでやねん)
ちなみに左上は痛くはなかったし、お金もたいして取られなかったからいいのだけど、
とにかく土日の午前中が潰れるのが非常に嫌だった。
「もう抜いてくれないなら他に行きますよ」って言ったら、

「わかったわかった」と言われて、
なんだこのさじ加減は、俺の抜歯タイミングはお前のお気持ち案件かよと思った記憶がある。

 

その後抜いてもらうことになったが、1回目と同じでべこって取られた。
手術中・その後に関しても1回目よりも少し痛かった記憶がある。
でも仕事に支障が出ることはなかったし、食事もほぼほぼ制限なしで過ごした。
やはり流石に1週間くらいは禁煙・禁酒した気がする。

下の親知らずはどうしますか?って聞いたら、将来的には絶対抜かないといけないけど、真横に生えているからうちでは抜けないと言われた。
水平埋伏智歯って呼ばれるやつらしい。しかも左右両方
もし抜きたかったら、大学病院に紹介状を書くから、言ってくれと言われた。
(いや今すぐくれよって言ったら、また無駄に2回くらい通わされたので、フェードアウトした)

 

3回目:右下

2回目から3年ほど立って、引っ越しをしていた。
確か当時の残業時間が100時間を超えていて産業医面談をしていた。
メンタル的なところは全然問題ないんですが、とにかく眠いみたいな話をしていた。
ある日、奥歯がめちゃくちゃ痛くなって近くの歯医者に駆け込んだ。

親知らずの周りが炎症起きていると言われて、抜歯を勧められた。
レントゲン取り直してわかったのが、横向きで上の部分が半分くらい顔を出している状態だった。
「とにかく早く抜きたいんです」って言ったら、「あ、じゃあ今から抜きますか?」って言われて
「なんだこいつは」って思った。
結局、その日は歯の掃除をしてから、翌週に抜歯の予約をした。
(あんだけ早くしろって急かした割に日和ってしまう僕)

手術は麻酔かける時間含めて1時間くらいで終わった。
途中口を開けっぱなしにしたせいで、顎が疲れて頭が痛くなった。
治療自体は麻酔が効いていたおかげで全然痛くなかった。(上抜くときの方が痛かった)

一方で翌日から顔の腫れは尋常じゃないほど強く、痛みも激しかった。
ロキソニンをがぶ飲みしていた記憶。
少し食欲は落ちたけど、如何せん口が開かないのでウィダーインゼリーばかり食べてた。
吸うのが良くないというので、ウィダーを上に、口を開けてそれを受け止める、一気飲みをする感じで、気持ち悪い格好で飲んでた。
痛みは確か1週間くらい続いたと思う。腫れも5日くらいまともに口が開かないくらい酷かった。
ウィダーに飽きたので3日くらい立ってから普通の食事を始めた。
2週間くらい立ったらたまに疼くけど、全然気にならなくなった。

諸々処置が終わった後に、残った方をどうしますか?と聞かれた。
このまま抜かないまま人生過ごせないですかね?って聞いたら、100%ないですって言われた。
ただ、左下は右下と違って、完璧に埋まってしまっている状態なので、間違いなく痛いっすよって死ぬほど脅される。
じゃあまた痛くなったら来ますねと言って逃げた。

 

4回目:左下


大きい仕事が終わって、風邪をひいたら副鼻腔炎になってしまい、副鼻腔炎が長引いていたら歯まで痛くなった。
副鼻腔炎が治ってもまだ歯が痛かったので、なんでだろうと思ったが、これ親知らずあるところやんって気づいてしまった。
ということで、3回目と同じ医者のところに行くと、今度は歯が汚すぎるので流石に掃除させろって言われる。
これ本当に埋まってるんで、覚悟はいいですか?ってリアルに3回くらい聞かれる。渋々承諾して手術に向かう。

前回とおなじ1時間覚悟してくださいねって言われる。
手術自体はスムーズに言ったのかどうかはわからないが、口を開けていた時間は20分程度で済んだので、
今回は全くと言っていいほど頭は痛くならなかった。
ただ、前回と違って舌にめちゃくちゃ血がついた感触があって気持ち悪かった。

昼飯を食べるのを忘れていたので、口が麻痺している中ファミチキを食べた。
感覚がないのでボロボロとこぼしまくったが、よくよく注意事項を読んでみると
麻酔が効いてるうちは、食事しないでと書いてあって笑った。火傷しなくてよかった。
晩御飯の頃には麻酔も切れていたので、普通に食べていたのだが、途中で激痛が走ったので、ロキソニンを飲んだ。

寝る前も怖かったのでロキソニンを飲んで寝た。
翌日も少し多めにロキソニンを飲んで活動した。仕事にも特に支障は起きなかったが、気持ち眠かった。
腫れは全くなくて食事がスムーズにできて最高だった。あいつやっぱ名医だわ。
痛くなすぎて逆に怖かった。健康な証拠らしい。

 

自分のケースを総括


(一般的な医療記事の方が信頼性高いので、あくまで1意見として受け取ってください)
・上の親知らずの抜歯は、そこまで痛くないらしい。俺は痛かったけど
まっすぐ生えていると腫れもほとんどなくて、3日程度で普通の生活に戻れた
・下の親知らずの抜歯は、手術は痛くないけど、そのあとの生活に響いた。
それでも2週間くらい経つと、割と痛みを忘れたので、世間が言うほどきつくなかった。水平埋伏だったのにね!世間のブログやっぱクソだわ
・治療費はレントゲンの撮影を行うと+2,3000円くらい取られた。
だから抜歯は全部同じ歯医者さんでやってもらうのがいいと思った。
でも自分は1万円払ってでも後者の医者にした方がよかったなって思う。